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うさぎっ子恐怖館スマホ閲覧verです
しばらくの間、スマホからの閲覧はこちらでどうぞ。

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佐久間ダム編

佐久間ダム編

執筆者:ピフィア

恐怖度:

 

佐久間ダムは、静岡県の天竜川水系に日本を代表するダムとして1956年(昭和31年)10月15日に着工からわずか3年という短期間で完成した、日本で最初の超巨大重力式コンクリートダムです。
下流の佐久間発電所に水を送るほか、隣の新豊根ダムとの間で揚水発電も行われ、水力発電量当時日本一 のダムです。
佐久間ダムでの心霊的な噂は、「ダムは自殺者が多く、その霊が現れる。」「殉職した労働者の霊がダム周辺のトンネルに現れる。」「朝鮮人の強制労働者の霊が現れる。」といった内容で、ダムでの噂では有りがちな噂が多いのが特徴ですが、実際はどうなのでしょうか?
噂通りの場所としたらかなり濃い場所なのですが・・・
噂の真実を、実際に探索し調べてみる事にします。

 

探索日:2002年7月14日(日)2003年7月19日(土)
探索メンバー:2002年7月14日 管理人ピフィア
2003年7月19日 副管理人kuni、管理人ピフィア、助手Mの3名

TOP写真提供ナッツ屋敷サカヱ様

毎日降り続く雨に探索も出来ずイライラした日々を過ごしていましたが、鬱陶しい梅雨もやっと終わり、久々に良い天気になった初夏の日曜日。
気分もウキウキとドライブを兼ねて静岡県の「佐久間ダム」に向かう事にしました。
今回は単独での下見なので、危険を回避する為昼間の下見です。
途中峠の茶屋で軽い昼食をとった私は、くねくねと続く細い山道を慎重に登りながら、何とか佐久間ダムに到着することが出来ました。

ダムに到着した私は、ダム周りを見渡しましたが、昼間だというのに人気が全く有りません。
静まり返ったダムは、昼間でもなかなか不気味な感じがしますが、昼間だけに恐怖感は全くありません。
ダム湖は梅雨の長雨で満水状態でしたが、放流を行っていないのが少し残念です。
それでも気分は何となく遠足気分♪
早速ダムを歩いてみる事にします。

佐久間ダムは昭和31年完成当時は日本一の高さを誇ってただけに、ダムの上から見下ろすとその高さに少し胆を冷やします。
このダムは自殺者が多いと言われてますが、この高さから飛び降りたら間違いなくこの世とおさらばできるでしょう。

とりあえずダム上をふらふらと歩いた私は、佐久間ダムを訪れる際、通ってきたトンネルに入る事にしました。

佐久間ダムの手前には2つのトンネルが有るのですが、まずは愛知県道一号線静岡県側の、佐久間一号トンネルを調べる事にします。

トンネル内は湿気がかなり強く岩肌が剥き出しになっています。
佐久間ダムに向かう途中車で通り抜けてきたトンネルなのですが、雰囲気的にあまり良い感じはしませんでした。
徒歩でトンネル内に入ると車中で感じた雰囲気より、更に嫌な感じがします。

トンネル内には強いオレンジ色のライトが設置されているので暗くは有りませんが、岩肌を照らすオレンジ色のライトは血のように赤く昼間なのに気味が悪いです。
もう少し先まで進もうと思いましたが、トンネル中央あたりから妙な気が漂ってるのでトンネルから出る事にしました。

トンネル中央部の気になるところを拡大しました。
しゃがみ込んでいるような姿が写っていますが、このトンネル内には私しかいませんでした。
ダム周辺には私の他には駐車されてる車も無く、私の他に人がいる事は考え難いです・・・

しゃがみ込む人の正面には上半身だけの、人のような姿が写っています。
噂では「朝鮮人の強制労働者」や「殉職した労働者」の霊がトンネルに現れると云われてますが、写真に写っているのはどちらにも該当しないような気がします。
自殺者の霊なのでしょうか?

佐久間一号トンネルから出た私はダム手前のもう一つのトンネルに向かいました。
トンネル入り口右側に碑が立っているのに気付きました。
「慰霊碑か?」と思い近付くと、碑には「改修記念之碑」と書かれていたので、何となく「ホッ」としました。

このトンネルは愛知県道一号線愛知県側の、「鰻樽トンネル」なのですが、トンネル入り口に近付くと、夏だというのにトンネル内から寒いくらいの冷気が流れ出しています。
思わず「ゾクッ」としてトンネル内に入るのを躊躇いましたが、ここで帰ってしまったら下見にならないので少しだけ入ってみる事にします。

トンネル内に入ると、ゴーゴーと風のような音が聞こえます。
風の音というより地鳴りのような音なので「車が向かって来てるのか?」と思い一旦慌ててトンネル内から出ましたが、一向に車が来る様子はありません。
少し待ちましたが、やはり何も来る様子が無いので改めて入り直すと、同じ様に「ゴーゴー」と音は鳴り続いてました。
これ以上奥に進むのは何とも嫌な雰囲気なので、ここで下見を切り上げ帰路につくことにしました。

下見探索から一年を経て、気に掛かっていた佐久間ダムをやっと探索する機会が訪れました。
前回、昼に行った下見の時には遠足気分であった佐久間ダムも、夜はその雰囲気を一変し、恐怖スポットと呼ばれるに相応しい雰囲気を醸し出してます。

湖面にはダムに設置された緑色のライトが反射していますが、水面を「ジッ」と見つめていると、水面にゆらゆらと揺れる影が見えます。
水面から立ち上る水蒸気なのでしょうか?

取水口です。
昭和のレトロっぽい作りがお洒落な感じですが、何やら妙な気配が漂ってるので調べてみる事にします。

取水口の周りにいくつも気配を感じますが、強く感じるのはクルーザーのコックピット周辺と取水口の左側に掛かる橋の下から感じます。
橋の下は当然水なのですが、火が燃ているようなものが写っています。
何なのでしょうか?

火が燃えているようなものを拡大してみました。
拡大しても何なのかは分かりませんが、その右横に顔らしきものが見えるのが不気味です。

取水口からダムを撮影しました。
「早速ダム探索に」、と思いましたが、まずは愛知県道一号線静岡県側の、佐久間一号トンネルを調べる事にします。

トンネル入り口ですが、夜は下見の時より濃い雰囲気になています。
トンネル右側に何か立っていますが、気にせず入る事にします。

トンネルに入ると直ぐに左に分岐する道が有りますが、何かいるようなので奥を先に済ませる事にします。

kuniさんが前を歩いています。
その後ろからオーブが追うように後についてます。
もう直ぐ前回下見の時に強く感じた場所なのですが、内緒にしときましょう。
やはり中央付近に何かいる気配がしてきました。
かなり嫌な感じですがkuniさんは気付いているのでしょうか?

気になる部分を拡大すると、何体もいる事が確認できます。
この部分で工事中何かしら事故が有ったのでしょうか?
これ以上先に進むのは嫌なので、少し戻ることにします。

少し戻ると、助手M君がダム方向に分岐するトンネルを“いぶかし気”に覗き込んでます。
何か見つけたのでしょうか?
それとも入るのを躊躇しているのでしょうか?

私が近付くと、突然助手M君は無言のままトンネル内に消えていきました。
私も助手M君の後を追いトンネルに入りましたが、トンネルは短く30メートルくらいしかないようです。
先には何が有るのでしょうか?

分岐トンネルを抜けると展望台になっていました。
確かにここからだとダムを一望できますが、観光で訪れるような場所では無いと思いますが・・・
現在、入り口が立ち入り禁止になっていましたが、もしかしたらこの場所でも、自らの命を絶った者が何人かいたのかもしれません。

展望台から戻る時に撮影したのですが、トンネル分岐口が異様に赤く、ってゆうより何人も集まってきているように見えますが・・・
やはり助手M君がいると多くを集めてしまうのでしょうか?

ダム側から入って最初に分岐していたトンネルですが、入り口に立っている者がいたのであまり入る気はしません。
トンネルの中心は何とも嫌な感じなので、隅を歩いて行く事にします。

この分岐トンネルは当時から殆ど手を加える事が無かったのでしょう。
照明は一応設置してあるのですが、裸電球が取り付けられているだけで、点灯はしてません。
空気が重苦しく、頭が痛くなってきました。

奥に進むとかなり硬そうな岩壁になってきました。
この辺はトンネルを掘っただけで補強もされていません。
岩が硬そうなので、途中でトンネル内の拡張工事を断念したのでしょうか?
それとも何か工事を中断してしまうほど重要な事故が有ったのかもしれませんが・・・

トンネルの壁に焼け焦げたような跡を見つけました。
何か燃やしたのでしょうか?
こんなとこで焚き火はしないでしょうから、何とも不思議です。

分岐トンネルから外に出ました。
ここは何処でしょうか?
少し歩いてみます。

少し歩くとダムが見えてきました。
分岐トンネルは、どうやら本トンネルの直ぐ近くに出口が作られていたようです・・・
何故同じような場所に二つのトンネル口を作ったのでしょうか?
謎は深まるばかりです。

佐久間一号トンネルの探索を終え、ダムの上に来ました。
夜のダムは想像だと「かなり不気味だろうな」と思っていましたが、ライトアップされているので、それ程不気味な感じはしません。
それでもダムの下を覗くのはなかなかの勇気がいります。

水門部を覗いてみました。
水面から私の方を見ている気配がします。
湖とか池は苦手なので、そう思えるだけなのでしょうか?

気配がするところを拡大しました。
水面に口を開けた顔が浮かんでますけど・・・・
これってリアルじゃないですよね?

ダムの管理用通路です。
かなり高い位置に有るので、ここを渡って作業する気にはなりません。
高所恐怖症の人にはたまらない場所ですね!

放流水路ですが、暗くて下まで写らないのが残念です。
しかし、高い場所で体を乗り出し過ぎると、落ちそうな感覚に襲われドキッとしますね!!

助手M君が何やらダム湖をライトで照らしています。
何か発見したのでしょうか?
ペンライトで水面まで光が届いてたのかも疑問ですが・・・
彼はいったい何を見てたのでしょうか?
謎です。。。

数え切れない程オーブがいますが、水滴や埃なのでしょうか?
少し前に助手M君を撮影した時には写らなかったのですが・・・
オーブの他に、ダムの上に立つ人影も見えますが、他にも何体か見えます。
ここは集会場所なのでしょうか?

愛知県道一号線愛知県側の、「鰻樽トンネル」が見えてきました。
こちらのトンネルは前回下見の時にゴーゴーという不思議な音が聞こえたトンネルですが、今回の探索では聞こえるでしょうか?

トンネルに近付くと、前回下見した時と同様に強い冷気がトンネルから流れてきてます。
助手M君も何やら感じているのか、トンネル内になかなか入ろうとせず、工事中看板を見ながら動こうとしません。

トンネル入り口に取り付けられたプレートですが、文字が擦れていて上手く読めませんが、請負業者とか書かれているようです。

トンネル内は気温が一気に下がり寒いくらいです。
トンネルがカーブしている影響で先を知る事が出来ないのも気分的には良くありません。

トンネル内の息が詰まりそうな独特な作りと、内部が狭い為、車が来た場合を考えると、かなり緊張します。
少しトンネルの奥に進むと前回と同様にゴーゴーと音が聞こえてきました。
車が向かってきていると厄介なので安全を考え一旦トンネルから出たのですが、やはり一向に車が来る様子は有りません。
トンネル内が狭いのと曲がっている事が原因で何かの音が反響しているのでしょうか?

何ともいえない冷気と妙な音を我慢しながら、奥に進むと内部の壁が岩壁になってきました。
噂では、鰻樽トンネルの方が怖いと云われてますが、私的には佐久間一号トンネルの方が不気味に感じます。
それでもこれ以上トンネルを進む気にはなれないので、そろそろ戻る事にします。

トンネルのカーブ部分ですが、霊気の帯が見えます。
霊道が通ってるのでしょうか?
冷気はこれが原因なのかもしれませんね。

ダム湖口まで戻ってきました。
ここまで戻ってきて、何故か車酔いしたように少し気持ちが悪く頭が痛くなってきました・・・
何か影響が出たのでしょうか?

車まで戻ってきたのですが、何となく体調が悪くなったまま治まらず、嫌な感じです。
でも少しkuniさんの車で休めば回復することでしょう。
早く体調を回復させないと大変です。
だって、まだまだ今日の探索は、はじまったばかりなのですから・・・

---以上---


☆編集後記☆

今回探索した佐久間ダムなのですが、当初それ程重いスポットとは思っていませんでした。
実際、下見の時も遠足気分で訪れた場所であり、軽く考えていました。
ダムに関するスポットの噂は「工事中の事故多発により霊が出没する。」「強制労働が行われていた。」「自殺者が多い。」このパターンが非情に多く、調べると事実無根の場合が多いのです。
佐久間ダムの噂の多くは、このパターンなのであまり噂を真に受けていなかったのですが、現地に行き調査をしていくと思ったより霊気が強く重い事が分かりました。
そこで実際にダム工事で事故とか起きたのか調べていくと、昭和二十九年三月五日(金曜日)に行われた、 第019回国会 本会議 第15号の参議院会議録に佐久間ダム建設工事に関する緊急質問が記録されていました。
以下にその内容を載せます。


「さて、本工事(佐久間ダム)は昨年(昭和28年)四月着工されたのでありますが、本工事におきまして極めて特徴的なことは、工事の労働災害が異常に多い点でありまして、この点につきましては、去月二十八日の日本経済新聞も、高碕総裁が、事故の原因とその対策の徹底的調査を命じていることを報じておるのを以てしてもわかるのであります。即ち浜松労働基準監督局の報告によれば、この件数は昨年四月以来、本年一月までの約九カ月間におきまして、実に重軽傷者一千六百名、死者十五名、労働災害補償の支払件数九百七十四件に達しております。更に二月に入りましては、五日、八日、十八日と死傷者続出し、八日の事故のごとき一挙にして八名の犠牲者を出している現状であります。」


この事から佐久間ダム工事はかなり難工事であり多数の死者が出た事が分かります。
10月の最終日曜に佐久間ダム祭りを行い、ダム建設の殉職者の霊を慰めていますが、このダムには未だに浮かばれない魂も多数いる事も確かなようです。
浮かばれない魂が早く成仏する事を心より祈ります。

管理人:ピフィア

助手M君ファンの皆様、お待たせしました!(笑)
この佐久間ダム探索は、助手M君の久々の参加を得て、愛知県東部及び静岡県西部を股にかけた形での探索ツアーの中のひとつです。
レポ序盤は、師匠がよく単独探索をしていた時の下見画像で綴られています。
以前は単独が多かったこともあって、本番の夜間探索のためにしっかりと下見をして安全確保をしていたことがよくわかりますね。
さて、本番の夜間探索の感想ですが・・・・
師匠もレポ中で「かなり嫌な感じですがkuniさんは気付いているのでしょうか?」と書いていますが・・・当時はまったく気付いていませんでした。(笑)
「鰻樽トンネル」内の異様な音は私にもハッキリと聞こえていたのですが・・・
おそらく当時の私は、「鱒池亭」、「竹影の廃屋」、「土倉鉱山」と続いたうさぎっ子3大恐怖物件の探索により、感覚が麻痺していたのだと思います。
その証拠に今画像を追って見ていくうちに前頭葉に痺れに似た感覚に襲われています。
どうやら当時私が思っていたほど甘い物件ではなかったようですね。

副管理人:kuni

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