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うさぎっ子恐怖館スマホ閲覧verです
しばらくの間、スマホからの閲覧はこちらでどうぞ。

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青樹ヶ原樹海彷徨編

青樹ヶ原樹海彷徨編

執筆者:ピフィア

恐怖度:

 

今回の取材は山梨県の富士の裾野に広がる青樹ヶ原樹海です。
青木ケ原樹海は、富士山の北西にある約30平方キロメートルの原生林。
今回は、東名富士IC〜R139を富士五湖方面に向い鳴沢氷穴のPより樹海に入る事にしました。

鳴沢氷穴パーキングに車を駐車して、自然歩道に入ると最初に目に入るのが写真の立て札です。
自殺抑制の立て札のようですが、私には自殺者への道しるべのように見えます。
今回の取材の目的は自殺者の霊を取材するのが、一番の目的なのですが、やはり富士樹海と言えば死体ですよね。
森の中に「ゴロゴロ」ありそうな雰囲気ありです。
それも少し期待しつつ・・・ 先に進む事にしました。

「不謹慎でしたごめんなさい」

 

方位磁石は突然狂ってしまう可能性もあるので、ナイロンロープを木に結び、進む事にしました。
樹海の中に入ると、「私達と皆さん同じ考えで、入ったのでしょう」「あっち・こっち」にロープが張り巡らされています。
私は「やっぱ皆同じような事を考えるんだ〜」なんて言いながら、助手兄君に笑いながら言いました。
しかし・・・
「この無数のロープが後に私達をピンチに陥れるのです」

 

ロープを結び樹海に入った直後の写真です。
樹海の中に一歩足を踏み入れると、噂通り方向感覚を失います。
自分では真っ直ぐに歩いているつもりでも、ロープを確認すると曲がりながら進んで来てるのがわかります。
やはりロープは必需品でした。
その他に装備として、ライト、雨具、食料、線香は必需品でしょう。

樹海の中は、火山岩と朽木が転がり、想像以上に進むのが困難です。
地面の至る所に穴が開いているのですが、落ち葉や枝などが覆いかぶさり、気をつけて歩かないと、穴の中に落ちて怪我をする事になります。
気をつけて歩かなければならない事がもう1つあります、枯れ木のや落穂の下に埋もれた・・・・
 

これだけは絶対に踏みたくありません!!

 

樹海に入り一本目のロープ(300M巻)も終わりに近づいた頃、大き目の風穴を発見したので撮影しました。
穴の中は暗く、中の様子がよく分かりませんが、異様な不雰囲気が漂っています。
毎年、自殺者の多くが、風穴から発見されると聞いていたので中を調べましたが、何も発見できませんでした。
私達は、ここで新たなポープを結び、樹海の更に奥を目指し、進むことにしました。

 

樹海を進んでいると、奥になるほど、空気が冷たくなってきます。
急な斜面を登っているので暑いはずなのに、凍えるような寒さです。
霊気の影響でしょうか?
先を歩いていた、助手Yo君が何かを発見したみたいで、「こっちこっち」と騒いでいます。
急いで助手Yo君の元に向うと、カバンが放置してあります。
その横には、空の飲料水ペットボトルと怪しい色に変色した飲みかけの御茶らしき物が入ったペットボトルが有ます。
私は思わずYo君に「中を調べてみなよ」と促しましたが助手Yo君は「絶対嫌だ!!」と言ってカバンに触れようともしません。
仕方がないので自分でカバンの中を調べようと思いましたが、触れてはいけないもののような気がして、どうしても中を調べる事が出来ませんでした。

カバンをそのまま放置して、周辺を調べることにしました。
カバンの放置してある場所から程遠くない所に、本が落ちていました。
ブックカバーに隠れ、本のタイトルがわからない状態なので、中を開き本の内容を調べる事にしました。
本は雨に濡れており、開くのが困難な状況でしたが、慎重に開いてみると、薬剤の致死量なども細かく記されていました。

 

もう一冊は小説ですが、そのタイトルが樹海に相応しすぎます。
本の内容を調べていると、何となく誰かに見られているような視線を感じ、気味悪くなった私達は、その場を急いで離れる事にしました。

 

樹海は魔性の牙を隠すことなく曝け出し、樹の海と言う名のごとく、見渡す限りの樹の海。
この樹の海の中で、自ら望んで・・それとも魔に誘われ・・孤独な死者達の終着港。
私達はこの海の中で、もう完全に方向感覚を失ってしまっていました。
それでもロープの道標があるので、道に迷う心配はないと過信している私達は更に樹海の奥に進むことにしました。
 

私達が歩いている前方に青色のビニールシートが無造作に放置してあるのを発見したので、調べてみる事にしました。
ビニールシートが何の目的で使用されていたのかは想像でしかわかりませんが、多分テントの役割を果していたのでしょう。
ビニールシートの周りにはコンビニの弁当の空き箱などあり、人が生活をしていたと思われる痕跡が多数あります。
そこから少し離れた場所に光る物を発見したので、近づくと、メガネと靴がありました。

靴の下には錠剤が入っていたと思われる薬のアンプルが落ちていました。
これは自殺した人の遺品でしょうか?
もしかしたら、ビニールシートの下には・・・・・・!!
恐ろしくてビニールシートを捲り確認する事は出来ませんでした。
恐怖が込み上げた私達は、この場から一刻も早く離れて、樹海から出る事にしました。

その刹那「しまった〜!!」
助手Yo君が慌てたように騒いでいます。
「どうしたの?」と聞くと、助手Yo君は「どのロープが私達のロープかわからない・・」と言うのです。
そうです、私達はビニールシートを発見した時にロープが終わってしまったので、近いからと過信して次のロープを結ばずに見に行った為に、先人の張ったロープと混同してしまい自分達のロープがわからなくなってしまったのです。
私の脳裏に「遭難」と言う2文字が浮かびました。
「この写真はロープを必死に探す私たちです。」
私達は適当にロープを選び進む事にしました。

 

先人の残したロープが樹海の奥に繋がっているのか、出口に繋がっているのかは勘に頼るしかありません。
勘を頼りに歩いて行くと、ロープは途中で切れていました。
私達は途方にくれ、それでも次のロープを見つけては歩き続けました。
「ヤバイかもしれないな」
助手M君が言います。
「うん」私はそう答えました。
その時です。前方の木が「ガサガサ」と音を立てて揺らいでいます。
その中から、黒い影が飛び出して来ました。
驚いた私達は「ぎょ!!」っとなりその場で固まりました。

そしてその影が「ママ誰かいるよ〜〜〜〜!!」と言いながら駆けて行きます。

「へっ?」
そうです、私達は迷っているうちに遊歩道のすぐ側まで来ていたのです。
何事もなかったように装い、私達は遊歩道を歩いて帰ることにしました

帰り際に立て札の写真を撮ると、そこには2対の霊が残念そうな視線で写っていました。
 
---以上---

 

 

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